2022年 07月 29日
7月29日の将棋対局は14局(2022.7.29)
◆7月29日の将棋対局は14局
(1)第8期叡王戦段位別予選九段戦Aブロック
・1回戦
①福崎文吾九段vs井上慶太九段
※勝者は同日2回戦で南芳一九段と対戦します。
・2回戦
➁南芳一九段vs①の勝者
※勝者は準決勝進出で羽生善治九段と対戦します。
(2)第48期棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦
③阿久津主税八段vs里見香奈女流四冠 ⇒延期となりました。
※勝者は3回戦で豊島将之九段と対戦します。
(3)第16回朝日杯将棋オープン戦
・1組1回戦
④北島忠雄七段vs川島滉生アマ
※勝者は準決勝で宮田敦史七段と対戦します。
・2組1回戦
⑤川上猛七段vs西山朋佳女流二冠
※勝者は同日2回戦で長岡裕也六段と対戦します。
・同2回戦
⑥長岡裕也六段vs⑤の勝者 ⇒延期となりました。
※勝者は準決勝で斎藤明日斗五段と対戦します。
・7組1回戦
⑦塚田泰明九段vs所司和晴七段
※勝者は同日2回戦で八代弥七段と対戦します。
・同2回戦
⑧八代弥七段vs⑦の勝者
※勝者は準決勝で⑨の勝者と対戦します。
⑨遠山雄亮六段vs山本博志四段 ⇒
※勝者は準決勝で⑧の勝者と対戦します。
⑩森下卓九段vs藤井猛九段
※勝者は準決勝進出。
・13組2回戦
⑪畠山鎮八段vs池永天志五段
※勝者は準決勝で古森悠太五段vs古賀悠聖四段戦の勝者と対戦します。
・18組2回戦
⑫矢倉規広七段vs横山友紀四段 ⇒延期となりました。
※勝者は準決勝で中村亮介六段と対戦します。
(4)第12期加古川清流戦
・2回戦
⑬服部慎一郎四段vs石川優太四段
※勝者は同日3回戦で古賀悠聖四段と対戦します。
・同3回戦
⑭古賀悠聖四段vs⑬の勝者
※勝者は4回戦進出で上野裕和六段vs山本博志四段戦の勝者と対戦します。
◆
2022年 07月 28日
7月27日の将棋対局結果(2022.7.28)
◆7月27日の将棋対局結果
(1)第35期竜王戦4組昇級者決定戦4回戦
①●谷川浩司17世名人(先)vs〇黒沢怜生六段
※勝った黒沢六段は準決勝進出で阿部光瑠七段と対戦します。
(2)第8期叡王戦段位別予選七段戦Bブロック1回戦
➁〇都成竜馬七段(先)vs●安用寺孝功七段
※勝った都成七段は2回戦で澤田真吾七段と対戦します。
(3)第72期王将戦二次予選2組準決勝
③●広瀬章人八段vs〇本田奎五段(先)
※角換わりから角を先着した広瀬八段でしたが本田五段が巧く馬を封じ込んで攻め合い勝ち。決勝進出で服部慎一郎四段と対戦します。プロ入り初年度で最高難度のトーナメントと思われる棋王戦挑戦者決定トーナメントで予選から勝ち上がって見事挑戦権獲得という離れ業を演じた本田奎五段。四段でのタイトル挑戦は史上初、デビュー後1年4ヵ月でのタイトル挑戦は史上第2位。五段になっていればタイトル挑戦で六段に昇段したのですが勿体ないことをした?かもしれません。当時22歳で現在25歳。六段に昇段するためには五段昇段後120勝ですが現在78勝目だと思うのでやや伸び悩みの様相。服部慎一郎四段は本田五段より1年半遅れてのプロ入りでしたが現在87勝で五段昇段まであと13勝としています。勝ち星を重ねての昇段は月日を要して地味な印象で、将来トップ棋士となるには順位戦をトントンと駆け上がるとか竜王戦のランキング戦で連続昇級する、あるいはタイトルに挑戦する、更にはタイトルを獲得するといった近道を走る必要がありますしキャリアの輝きも格段に違ってきます。
(4)第16回朝日杯将棋オープン戦
・7組1回戦
④●上村亘五段(先)vs〇長谷部浩平四段
※勝った長谷部四段は同日2回戦で中村修九段と対戦して勝利。
・同2回戦
⑤●中村修九段)(先)vs〇長谷部浩平四段(④の勝者)
※勝った長谷部四段は準決勝進出で高野秀行六段と対戦します。ついでですが長谷部四段は2018年4月23歳で四段昇段、プロ入り。4年と4ヵ月経過した時点で92勝、あと8勝で五段に昇段します。
・9組2回戦
⑥●飯塚祐紀七段(先)vs〇村中秀史七段
※勝った村中七段は準決勝進出で小倉久史八段と対戦します。
◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)
2022年 07月 28日
B級1組3回戦他・7月28日の将棋対局は23局(2022.7.28)
◆B級1組3回戦他
・7月28日の将棋対局は23局
(1)第81期順位戦B級1組3回戦
※2回戦を終えて2連勝は羽生九段と中村太地七段(今回抜け番)の2名のみ、逆に2連敗が佐々木勇気七段、横山泰明七段、近藤誠也七段の3名で下から上がって来た新規参戦組が苦戦の様相。今年度に入って8勝1敗、現在8連勝中の羽生九段の復活が目立つようになってみると俄然昇級候補の筆頭に挙げることになりましょう。13名総当たりで各自12戦。毎回1名余るので順番に抜け番になって13回戦が最終戦ということで1-5回戦が序盤6-9回戦が中盤、10-13回戦が終盤と観ることが出来そうです。話題性という観点からは七段の若手が晴れてA級八段誕生という結果が期待されますがA級復帰を目指すベテランもおめおめ引き下がることはないでしょうから今期のB級1組は一年を通して面白く観戦出来そうです。
①羽生善治九段(1位2勝)vs久保利明九段(1勝)
➁三浦弘行九段(6位1勝1敗)vs山崎隆之八段(1勝1敗)
③千田翔太七段(3位1勝1敗)vs佐々木勇気七段(5位2敗)
④澤田真吾七段(11位1勝)vs屋敷伸之九段(4位1勝1敗)
⑤郷田真隆九段(7位1勝1敗)vs横山泰明七段(8位2敗)
⑥丸山忠久九段(13位1勝1敗)vs近藤誠也七段(9位2敗)
(2)第72期王将戦二次予選
⑦豊島将之九段vs梶浦宏孝七段
※7月25日に第70期王座戦挑戦者決定トーナメント決勝で大橋貴洸六段を降して王位戦に続いて2つ目の挑戦権を獲得した豊島将之九段。無冠に転落したとはいえ実力のほどを遺憾なく発揮して再びタイトル獲得を目指す勢い。梶浦七段とは今年1月の朝日杯決勝トーナメント1回戦が初手合わせでしたが豊島九段が勝って貫録を示しています。勝者は決勝進出で佐藤天彦九段と対戦しますが豊島x佐藤天戦は第77期名人戦で4-0のストレートで豊島九段が名人位を奪取した戦いを挟んで13連勝中、通算でも20勝6敗と圧倒しているので豊島九段が挑戦者決定リーグ戦入りを果す可能性が大。リーグ戦入りして勝ち抜けば今年度3つ目のタイトル戦登場、現在進行中の王位戦に続いて藤井聡太王将との七番勝負になります。タイトル戦の挑戦権を獲得すること自体が非常に難しいことなので、これを年度内に3つ獲得となれば大変な偉業となります。更に第48期棋王戦でも前期ベスト4というポジションで今期は3回戦からの出場で挑戦権獲得の可能性有り。今年度のタイトル戦線では豊島九段が台風の目と言っても差し支え無さそうです。
(3)第16回朝日杯将棋オープン戦一次予選
・3組1回戦
⑧松本佳介七段vs近藤正和七段
※勝者は同日2回戦で杉本和陽五段と対戦します。
・同2回戦
⑨杉本和陽五段vs⑧の勝者
※勝者は準決勝進出で⑩の勝者と対戦します。
⑩佐藤紳哉七段vs阿部光瑠七段
※勝者は準決勝で⑨の勝者と対戦します。
㉒渡辺和史五段vs伊藤匠五段
※渡辺和史五段(27歳)はデビュー3年度目で今期4勝8敗と頭を叩かれている感じですが順位戦C級2組を2期で抜けるなど勝負強さを持っているように見ています。一方の伊頭匠五段はデビュー初年度で藤井聡太五冠を抑えて年度勝率第1位、今年度も17勝3敗と昨年を上回る勝ちっぷりで藤井聡太五冠の対抗馬になるか大いに注目を浴びる存在になりました。屈指の好カードで対戦成績は伊藤匠2勝、渡辺和史1勝。勝者は準決勝進出で佐藤秀司八段vs高見泰地七段戦の勝者と対戦します。
・4組1回戦
⑪神谷広志八段vs木下浩一七段
※勝者は同日2回戦で瀬川晶司六段都対戦します。
・同2回戦
⑫瀬川晶司六段vs⑪の勝者
※勝者は準決勝進出で郷田真隆九段と対戦します。
⑬鈴木大介九段vs高野智史六段
※勝者は準決勝進出で上野裕和六段と対戦します。
・8組1回戦
⑭泉正樹八段vs室岡克彦七段
※勝者は同日2回戦で及川拓馬七段と対戦します。
・同2回戦
⑮及川拓馬七段vs⑭の勝者
※勝者は準決勝進出で森下卓九段vs藤井猛九段戦の勝者と対戦します。
⑯田中悠一五段vs井田明宏四段
※勝者は準決勝進出で先崎学九段vs増田康宏六段戦の勝者と対戦します。
・12組2回戦
⑰畠山成幸八段vs今泉健司五段
※勝者は準決勝進出で安用寺孝巧七段vs出口若武六段戦の勝者と対戦します。
・15組1回戦
⑱伊奈祐介七段vs折田祥吾四段
※勝者は同日2回戦で村田顕弘六段と対戦します。
・同2回戦
⑲村田顕弘六段vs⑱の勝者
※勝者は準決勝進出で宮本広志五段と対戦します。
(4)第12期加古川清流戦
・2回戦
⑳高田明浩四段vs狩山幹生四段
※勝者は同日3回戦で山城正樹三段と対戦します。
・同3回戦
㉑山城正樹三段vs⑳の勝者
※勝者は4回戦で徳田挙士四段と対戦します。
(5)第30期銀河戦Dブロック8回戦
㉓飯島栄治八段vs深浦康市九段
※勝者は9回戦で千田翔太七段と対戦します。
◆
2022年 07月 27日
7月26日の将棋対局結果(2022.7.27)
◆7月26日の将棋対局結果
(1)第35期竜王戦決勝(挑戦者決定)トーナメント4回戦
①〇佐藤天彦九段vs●高見泰地七段(先)
※ランキング戦3組優勝の高見七段は3回戦からの出場で2組2位の森内俊之九段を破っての4回戦。1組2位の佐藤天彦九段は4回戦からの出場で優遇されたポジション。
※相掛かりの出だしから高見七段が右玉の趣向を見せて白熱のせめぎ合い、ねじり合いを展開しましたが徐々に佐藤天九段がペースを握って寄せ合いを制しました。勝った佐藤天九段は準決勝進出で広瀬章人八段と対戦します。ベスト4が出揃ってトーナメント表を眺めて観ると永瀬拓矢王座が挑戦権を獲得しそうに思えますが果たして?永瀬x山崎戦は永瀬7勝、山崎2勝、佐藤天x広瀬戦は佐藤天9勝、広瀬8勝。永瀬x佐藤天戦は永瀬5勝、佐藤天5勝、永瀬x広瀬戦は永瀬6勝、広瀬3勝。
(2)第8期叡王戦段位別予選六段戦Aブロック
・1回戦
➁●中村亮介六段(先)vs〇牧野光則六段
※36歳の中村亮介六段と34歳の牧野光則六段は年齢が近く順位戦も同じC級2組なので対局数が多いかと思いましたが過去6戦と意外に少ないことが分かりました。成績は牧野六段が3勝2敗1不戦敗と五分。
※勝った牧野六段は同日2回戦で佐々木大地七段と対戦して敗退。
佐々木大地七段は予選開始時には六段でした。
・同2回戦
③〇佐々木大地七段(先)vs●牧野光則六段(➁の勝者)
※勝った佐々木大地七段は準決勝進出で青嶋未来六段vs黒沢怜生六段戦の勝者と対戦します。
(3)第72期王将戦二次予選1組準決勝
④〇佐藤康光九段vs●稲葉陽八段(先)
※対戦成績は佐藤康5勝、稲葉4勝と拮抗。
※佐藤康九段が角交換の向飛車に構え、捌き合いの中で怪力を発揮。ポイントを稼いで好調の稲葉八段を破って決勝進出。黒沢怜生六段vs糸谷哲郎八段戦の勝者と対戦します。
(4)第16回朝日杯将棋オープン戦
・5組1回戦
⑤島朗九段vs加藤桃子清麗
※加藤女流は浮き飛車、右玉と趣向を凝らせましたが島九段に上手く対応されて1回戦突破ならず。勝った島九段は同日2回戦で石井健太郎六段と対戦して敗退。
・同2回戦
⑥〇石井健太郎六段(先)vs●島朗九段(⑤の勝者)
※勝った石井六段は準決勝進出で⑦の勝者・と対戦します。
⑦深浦康市九段vs西尾明七段⇒延期となりました。
※勝者は準決勝進出で⑥の勝者と対戦します。
・6組1回戦
⑧〇井出隼平五段(先)vs●佐藤慎一五段
※勝った井出五段は同日2回戦で佐藤和俊七段と対戦して勝利。
・同2回戦
⑨●佐藤和俊七段(先)vs〇井出隼平五段(⑧の勝者)
※勝った井出五段は準決勝進出で前日25日に行われた松尾歩八段vs窪田義行七段戦の勝者・松尾歩八段と対戦します。
・8組2回戦
⑩●先崎学九段(先)vs〇増田康宏六段
※勝った増田康六段は準決勝進出で田中悠一五段vs井田明宏四段戦の勝者と対戦します。
・11組2回戦
⑪〇服部慎一郎四段vs●高田明浩四段(先)
※勝った服部四段は準決勝進出で都成竜馬七段vs石川優太四段戦の勝者と対戦します。
・15組2回戦
⑫●阪口悟六段vs〇狩山幹生四段(先)
※勝った狩山四段は準決勝進出で南芳一九段vs大石直嗣七段戦の勝者と対戦します。
(5)第30期銀河戦Cブロック8回戦
⑬〇高崎一生七段(先)vs●村山慈明七段
※勝った高崎七段は9回戦で阿久津主税八段と対戦します。
◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)
2022年 07月 27日
7月27日の将棋対局は6局(2022.7.27)
◆7月27日の将棋対局は6局
(1)第35期竜王戦4組昇級者決定戦4回戦
①谷川浩司17世名人vs黒沢怜生六段
※勝者は準決勝進出で阿部光瑠七段と対戦します。
(2)第8期叡王戦段位別予選七段戦Bブロック1回戦
➁都成竜馬七段vs安用寺孝功七段
※勝者は2回戦で澤田真吾七段と対戦します。
(3)第72期王将戦二次予選2組準決勝
③広瀬章人八段vs本田奎五段
※勝者は決勝進出で服部慎一郎四段と対戦します。
(4)第16回朝日杯将棋オープン戦
・7組1回戦
④上村亘五段vs長谷部浩平四段
※勝者は同日2回戦で中村修九段と対戦します。
・同2回戦
⑤中村修九段vs④の勝者
※勝者は準決勝進出で高野秀行六段と対戦します。
・9組2回戦
⑥飯塚祐紀七段vs村中秀史七段
※勝者は準決勝進出で小倉久史八段と対戦します。
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